食育

子どもたちにとって「食」は大変重要なものです。 味覚が形成され、体の基礎が作られる上に 食事の楽しさを知り、食事のマナーを学んでいく時期です。 子どもたちには友だちと楽しく食事をし、好き嫌いなく様々な素材の食経験をして、 生涯豊かな食生活が送れるようになること、食に関心をもつことを目標にしています。

給食の献立は管理栄養士が栄養のバランスや必要量を考え、自前で調理しています。子どもたち が喜んで食べてくれるよう日々考えて献立をたてています。 また日本人の主食であるお米のおいしさを覚え、お米が大好きになるように、ガス釜で「こしひかり」にこだわって炊き上げたごはんを提供しています。
おかずに関しても和食を中心に、旬のものを大切にしたり、行事食も取り入れて 工夫をこらしています。

近年多くなっている食物アレルギーの子どもたちの対応に配慮しています。
「アレルギー疾患生活管理指導表」を医師に記入してもらい、それを参考に除去食や代替食など、個々の子どもに配慮しながら、安全・安心を心がけています。

管理栄養士は「食育年間計画」を作成し、保育教諭と連携しながら子どもたちの成長にあわせた食育を行なっています。
ランチョンマットづくりをしたり、箸の持ち方講座などを通して食事のマナーを身につけること、絵本給食やかみかみメニューなど子どもが食への関心を高めることに配慮しています。
また、行事に合わせたクッキングも実施しています。子どもたちには食べ物ができるまで多くの人が関わっていること、感謝の気持ち・命の大切さなども学んでくれるように取り組んでいます。