クループ症候群とは、風邪などの呼吸器感染症により、のどが炎症を起こして気道が狭くなることで引き起こされる症状です。
【クループ症候群の原因となる主なウイルス】
・パラインフルエンザウイルス(最も頻度が高い)
・RSウイルス
・アデノウイルス
・コロナウイルス
パラインフルエンザは、乳幼児を中心に流行する風邪の一種です。名前は似ていますがインフルエンザとは別のウイルスです。 さらに、クループ症候群の新しい原因ウイルスとして、ヒトメタニューモウイルスも確認されています。
クループ症候群では、以下のような症状が現れます。
・声がかすれる
・声が出なくなる
・犬の遠吠えのような「ケンケン」という咳が出る
・オットセイの鳴き声のような「オウッオウッ」という咳が出る
・呼吸が苦しくなる
最初は軽い咳や鼻水、くしゃみなどの風邪症状が現れ、その後、声がかすれていくようになります。炎症により、のどの奥にある声を出す部分が狭くなると、犬の遠吠えのような咳やオットセイの鳴き声のような、特徴的な咳が出るようになります。
また、クループ症候群は夜間に症状が悪化しやすい特徴があります。
症状が軽い場合は自宅での療養も可能ですが、咳がひどくてつらそうな場合は再受診を検討しましょう。
特に、以下のような症状が現れて呼吸が困難な様子なら、夜間でもすぐに病院を受診してください。
【呼吸困難時に起こる症状】
・息を吸うたびに「キューキュー」と大きな呼吸音が聞こえる
・呼吸時に鎖骨や肋骨のくぼみがへこむ(陥没呼吸)
・ぐったりしている
・くちびるの色が悪い
・苦しくて横になれない
体調の変化には十分注意してくださいね☺️
2026.3.3

